進路について

進路について

ここでは東海大札幌高校の進路指導の特色について説明します。

 高校受験を考えている中学生のうち、大学進学のことまで考えている人はそう多くはないでしょう。しかし高校入学後、すぐに進路について考える機会がやってきます。実際、高校生の多くは大学に進学します。大学進学を視野に入れて、高校を選択することが重要だと考えています。

 本校は東海大学の付属高校として、大学の進学に力を入れています。どのように進んだら大学に進学できるのかを具体的にイメージしてみてください。

大学進学で選ぶなら東海大札幌

大学・短大進学率は75%以上(全国平均57.4%)

専門学校を含んだ上級学校進学率は91%(全国平均74.7%)

 本校からは多くの生徒が大学へ進学します。大学進学者のうち約半数が東海大学、半数が東海大学以外の大学へ進学します。大学の付属高校だからできるきめ細やかな進路指導を通じて、進路意識を高めて大学進学につなげていきます。他大学への受験も多く授業や講習などを通じて、生徒の学力向上をサポートしています。大学進学を視野に入れているのであれば、東海大札幌はオススメです。

卒業生の進路先

東海大札幌の進路先(年によって変動があります)

東海大学付属札幌高等学校は東海大学の付属高校です。各地にさまざまな「付属」高校がありますが、全員が系列大学に進学する学校やほとんど進学しない学校もあります。本校は大学進学者のうち半数が東海大学、残り半数が東海大学以外の進路を選択します。専門学校に進学するのは10~15%程度、就職は10%未満です。就職する生徒の大半は、警察官や消防士などの公務員が多く、一般企業に就職する生徒は少ないです。

 以上のように本校は進路が多様なため、一人一人の希望に応じたきめ細やかな進路指導を行っています。受験指導はもとより、推薦入試のための小論文指導、面接指導などを積極的に行っています。東海大学への進路希望者に対しては1年次からさまざまな進路指導を行っています。

*グラフ等の%表示は年度によって異なり、例年の傾向を示しています。

東海大札幌の進路指導

 東海大札幌の進路指導はきめ細やかな指導が特徴です。東海大学の付属校であるメリットを最大限に活かした指導を行っています。本校の進路指導の特長を3つにまとめました。

 ① 東海大学との一貫教育

 ② キャリア教育

 ③ 少数精鋭の受験指導

 東海大学へは独自の推薦制度があります。一般入試で東海大学を受験するよりも有利な条件で東海大学へ進学することが可能です。また付属高校のため大学の詳細な情報を手に入れることができます。それは大学・学部を選択する際に大きな参考となります。(詳しくは「東海大学への推薦について」へ)

 本校では「キャリア教育」に力を入れており、それは3つの柱から成り立っています。およそ半数の生徒が東海大学に進学するため、重要になるのは学部・学科選びです。自分にあった学部・学科を選ぶための大学について詳しく知る必要があります。特に大学でどのような学びができるのかを考えるのが「大学で学びたいことを考える」キャリア教育です。さらにその先にはどのように活躍するかが重要になります。そのため職業について詳しく知る「社会で働く姿をイメージする」キャリア教育があります。そして自己を振り返り、「今の自分を知る」キャリア教育があります。(詳しくは「東海大札幌のキャリア教育」へ)

 このような状況のため、実際に本校から共通テストなどの一般入試を選択する生徒は多くはありません。その分、特進コースを中心に少数精鋭の指導を行っています。通常の授業はもちろん、1年生から3年生まで講習体制は十分に揃っています。共通テストの受験生の数に対しての合格実績は決して他の学校に引けを取りません。細かな指導で受験を考えている人はぜひ本校で頑張ってみませんか。(詳しくは「受験指導について」へ)

付属高校から東海大学へ進学するメリット

1.東海大学への入学金が半額、成績優秀者へは奨学金を給付(最大25万円給付)

2.難関の医学部医学科、医学部看護学科、工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻などへの独自の推薦制度

3.入学予定者に入学前指導を実施

  • 受験指導について(工事中)

生徒一人ひとりに対応した進路指導

東海大札幌のサポート体制

年2回の面談期間を設け、学校生活や進路について担任と綿密な懇談を行います。さらにオリジナルの教材を用いて、進路だけではなく、将来の職業や生き方について深く考える機会を設けています。またベネッセと協力し、ファインシステムを用いて、模試の結果が進路実現に結びつくよう適切なアドバイスを行っています。

東海大学と連携した充実の進路指導

東海大学との強い連携が進路選択の大きなメリットになります。東海大学の優れた教授陣が訪問授業や講演を行ったり、大学や学部学科の説明会を開催したりしています。このような機会を通じて、自分にあった適切な進路をじっくりと考えていきます。

小論文指導や面談指導

推薦入試などに不可欠な小論文についても対策をしっかり立てています。小論文模試や添削指導を繰り返すことで実践的な文章力を養います。また学園全体で文章力の向上にも取り組んでいます。面接指導についても複数の教員による模擬面接を繰り返すので、本番では十二分の力を発揮することができます。

合格実績(2023年度入試)

国公立大学(10名)*準大学含む

小樽商科大学1名、北海道教育大学2名、室蘭工業大学1名、北見工業大学1名、釧路公立大学1名、千歳科学技術大学1名、琉球大学1名、札幌市立大学1名、防衛大学校1名

東海大学系列(95名)

工学部(航空宇宙学科航空操縦学専攻含む)、体育学部、文化社会学部、政治経済学部、文学部、工学部、国際文化学部、生物学部、海洋学部、農学部など、

道外私立大学(55名)

中央大学1名、法政大学2名、専修大学4名、東洋大学1名、明治学院大学3名、東京音楽大学2名、同志社大学1名など

道内私立大学(89名)

北海学園大学14名、北星学園大学3名、藤女子大学3名、日本医療大学5名、北海道医療大学7名など

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