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キャリア教育について
東海大札幌のオリジナルキャリア教育プログラム
東海大札幌のオリジナルキャリア教育プログラム
東海大札幌では3年間を通じて一貫したキャリア教育を実践していきます。将来、どのような仕事をするのか、大学でどのようなことを学ぶのか、そして今の自分はどうあるべきなのかを考えることで、これから進むべき道だけではなく、今、何をすべきなのかを明らかにしていきます。
東海大札幌高校のキャリア教育プログラムは大きく3つのステップに分かれます。
まず「大学でやりたい勉強を考える」。行きたい大学は言えても行きたい学部まで考えている高校生は多いわけではありません。何を学びたいかを明確に考えておかないと大学入学後に後悔をすることだってあります。大学で何を学びたいのかをしっかりと考えておくことが適切な進路選択につながります。そして目標がはっきりすると高校での勉強のモチベーションが高まっていきます。
次に「社会で働く姿をイメージする」。働くこと、職業について知ることはもちろん大切ですが、インターンシップなどを通じて、知識だけではなく、働くことの意義などについても考えていきます。
そして「今の自分を知る」。将来のことだけではなく、今、自分がどういう状況、どういう位置にあるのかをきちんと考えることで、これから進む道が明らかになっていきます。
これらのことは相互に関連し合っていて、いずれが欠けてもうまくいきません。将来の道筋を広い視野、長い視線で考えることが東海大札幌のキャリア教育プログラムです。
大学でやりたい勉強について考える
大学でやりたい勉強について考える
まずは大学で何を勉強したいかを考えます。大学を選ぶときに「この大学に入りたい」としか考えない人も多いのではないでしょうか。そうすると大学に入ったのはいいけれど、やりたいことと違ったと実感する人が出てくることもあります。
そうならないために東海大札幌高校ではまずしっかりと大学でどんな勉強をしたいかを考えます。例えば「高大一貫講座」(札幌キャンパス)「湘南キャンパス講座」、通常、大学の説明会やオープンキャンパスはすべての学部をまとめて一人の担当者が説明することが通例です。それだと大まかなことは分かりますが、具体的な勉強内容については分からないことがほとんどです。そこで本校では東海大学のさまざまな学部の先生が、大学での学問について、その分野ごとに講義をしてくれます。「高大一貫講座」では札幌キャンパスの各学部や学科単位で大学の先生が講義をしますし、「湘南キャンパス講座」では東海大学の湘南キャンパスからたくさん学部の先生が講義をしてくれます。学問のことだけではなく、詳しい大学の様子や学校生活のことも分かります。
またキャンパス訪問では東海大学札幌キャンパスを実際に訪問し、研究室を見学したり、大学生からの話を聞いたりもできます。
東海大学のスケールメリットを活かし、詳細かつ幅広く大学について学んでいきます。
社会で働く姿をイメージする
社会で働く姿をイメージする
職業や働くことについて考えるためには、実際に希望の職業を見てみる必要があります。1年次に最大3日間のインターンシップを実施します。幼稚園やホテル、スーパー、警察、消防署、さまざまな商店など70社以上の企業、事業所で職業体験を実施します。このインターンシップに参加して社会で求められている能力や自分の適性を知ることができます。
そのほかのキャリア教育講演会を各学年で年に数回実施しています。社会の一線で働く人たちの生の声を聞くことで将来に向けての準備の参考にしていきます。
2年次には研修旅行でCASプログラムを実施します。CASプログラムとはJTBとマイナビが共同で開発したプログラムで、社会でいきいき働く社会人とのディスカッションを通じて、自分のキャリアについて深く考えます。CASⅠ~Ⅲと3段階に分かれており、このうちCASI(事前学習)、CASⅢ(事後学習)を本校で行い、CASⅡが研修旅行先で行います。
今の自分を知る
今の自分を知る
2年次後期にはカタリバを実施します。カタリバとは、高校生と大学生がグループになって学校生活や将来の夢、進路について深く話し合いを行うというイベントです。初対面だけど年齢の近い「ナナメの関係」の大学生とホンネで語り合うことで学校生活をどう過ごし、将来につなげていくのかを自覚していきます。
さらにポートフォリオによる振り返りを定期的に行っています。日々の生活や学習の記録、行事やイベントに参加した時の感想などを積み重ねて記録していくことで、常に自分を見つめ、今後、進むべき道について考えます。